学徒としての心がけ 夏季休暇の予定は!?

 基礎的なことを確実に身につけてこそ、独自の専門性を確立することができる。最近、私は心理学の一般的基礎知識についての学習を疎かにしていたように感じる。専門とする行動分析に重点を置きすぎて、心理学の一般的に基礎知識が疎かになっていると。

 では、どうすればいいか。それぞれにある心理学の分野の基本的知識の獲得、研究方法、研究動向を知る必要があろうか。また、心理学全体に関わる流れも捉えておく必要があろう。

 幸いに私の部屋には複数の心理学関係の書籍がある。これらを夏季休暇を使用してでも、一気に見直すべきだろう。これも縁なのか、お遍路に行くことが困難になっているこの状況下であるため、十分に今年の夏季休暇を使用することができるであろう。

 また、それだけではなく、実践しながら学ぶことも必要なのであろう。しかし、ここでの実践は、実際の現場に入り込むことではなく、身近な生活の中から考える実践である。日々の生活から得られるものは多い。とりわけヒトを科学する心理学なら、自分自身の行動はもとより、他者の行動の観察や、交流の中での相互作用があるため、それらの実践は容易であろう。

 しかしだ、お遍路に行くことが前提であったので、8月に行うことが決まっていない。これはピンチである。結局のところ特殊実験があるため、実験が完了するまで、毎日、大学には行かなければならない。そのため、長期的なことをすることはできない。では、何をするか。特殊実験に重ならないように、夏季休暇だけのアルバイトを入れるのも1つの手であろう。他者とのコミュニケートが重要であると思うので、そういったものが毎日ではなくてもいいので、定期的にできるようなことがほしいところである。