随伴性、それは人生そのものか

 不安は隠せないものである。少なからず動揺してしまう。もう7月となり、気がつけば2010年も半分が経過した。やはり、今年も忙しい日々が続くのだなと、常々感じる。結論から言うと、ほんまに"長"レベルを2つもやるものではない。まぁ、それ以外にもいろいろとあるのだが。

 さて、本日はスーツ姿で登校だ。やはりスーツであるとしっくりとくる。そして、特殊実験のハトの動機付け操作の第3ステージに突入した。前回からの記事からだいぶ時間がたったが、今日から"摂食訓練"を始めた。これまでは、ケージの中で餌を与えながら、アドリブ体重の90%になるまで行った。そして、ついに昨日のセッションで体重が90%をきった。そのため、本日から"スキナー箱"で餌を与えることになった。
 この摂食訓練は、最終的に行う実験のための訓練である。詳しくは調べていただきたいが、ハトがキーをつつくまでに、

  1.スキナー箱での摂食
  2.フィーダーからの摂食
  3.キーをつついての摂食

の段階を経て、やっとのこと実験に入ることができる。

 このまま、摂食訓練を続けながら、体重を80%まで落としていく。

 しかし!

 私の担当しているハトは、どうやら体重の減りがとても緩やかなのである。このままいけば、実験終了は8月末になるのではないかと推測される。まず、体重が80%になるのが7月末?ぐらい。そこから、実験を3段階ほど行う。それが、きっと8月半ばかな?

 まぁ、すべてはハトしだい。気長にいくしかない。あせってはいけないと。強いては事を仕損じる、というしね。しっかりとまずは実験を完璧に終わらせましょう。

 ということで、どうやら今年のお遍路は困難であろうという推測に・・・。しかし、お遍路に行きたい。でも、いきたいという執着心で、続いて行っていかないといけないことを疎かにするのは、お遍路の理念にはむくことになる。それではいけない。何よりも執着心を"捨てる"ことが重要なのだから、今年、お遍路に行くのは縁がなかったのだなと思うのが自然かなと。

 そんな感じで、これからの計画を立てたいと思う。就活に、院進学に、私自身の研究に、プライベートに・・・と。まぁ、ゆったりした旅行ぐらいは2,3日でいいから行きたいかな。

 あぁ、でもやっぱりお遍路に行きたいな。あ、でも、お遍路もひとつの手段に過ぎない! お遍路で手に入れたいと思っていたものを手に入れるような取り組みを行うかなと。

 これで、ある意味、8月がフリーになったわけだ。それはそれとして前向きに捕らえていこう・・・。

 数日でいいから終わりまでいけなくても、いってこようかな。一応、準備をしつついつでもいけるようにしておくか。うん、そうしよう。
 ようは俗世間から離れて、普段の生活からでは考えることができないような環境に自分自身を入れて、
とことん何かを見つめよう、というのが趣旨なので、それができれば、まぁ、とりあえずはいいかなと。

 しかし! 私は必ずお遍路にいくからな! いつになるかはわからないけど、必ず終わらせてやる!

 ということで、これからもがんばっていきましょう!