研究業績目録

【論文】 平川聖子・山里辰也・堀 浩二・東方広海・仁田原 誠・永海哲広・保利哲也・尾西洋平・中禮裕子・武田巨史・東定荘士郎・永野恵美・橋本直子・吉本眞也・藤金倫徳(2015) インクルーシブ教育システム構築を目指した合理的配慮の検討(I)−特別支援学…

質的研究,量的研究,科学的な事例研究

少しまえにレポートとして提出したものを公開しておこうと思う。質的研究と量的研究について考察したもの。昔からか抱く哲学については興味をもっていたので、それを合わせて書いてみた。 1.はじめに 質的研究・量的研究は,研究課題に対して論証を行ってい…

「差別」と「区別」の行動的定義の思考

世の中でときどき頭を悩ますものとして、「差別」と「区別」の違いがある。この2つの言葉は「一見して同じように見えて違う」という意見と、「本質的には同じ」という意見に分かれる。区別することそのものがよくはないといった意見もあるだろうが、果たし…

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ

久しぶりにブログを書く。最近、よく考える山本五十六の明言から。「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人…

高校野球を観戦して-多くの文化の混ざり合い-

本日は高校野球を見に甲子園までいってきた。人生二度目の甲子園である。感想としては非常に楽しかった。 外に出かける理由 最近は様々な場所にでかけて"経験"を得るように心がけている。つい先日も、四条河原町から鴨川沿いに歩いて鞍馬寺まで歩いてきた(…

コミュニティ形成のための「カフェ」づくり

盆真っ盛りですが、今日は5冊ほどの本を回し読みをずっとしていました。その中でいい本があったのでご紹介とともに、少し思ったことを。 本はコモンカフェ代表「山納洋(やまのうひろし)」さんの『カフェという場の作り方 自分らしい起業のススメ』。これは…

セルフコントロール(self-control)とセルフマネージメント(self-management)の関係について-その1

数日前からセルフコントロール(self-control)とセルフマネージメント(self-management)の関係について調べている。きっかけはこの両者の言葉関係である。それぞれの用語が何を示して、何を表しているのか、である。最近ではセルフコントロールは衝動性(…

論理的にものを考えるための入門書

さて、最近ちゃんとブログを更新できていなかったのであるが、簡単に更新する。今回は書籍紹介。 論文を書いたり、論文でなくてもレポートを書くに当たって大切な事とは何であろうか。それは、なんといっても「相手に伝えること」である。これは本当に大切な…

生まれる前の書籍を読み進める

科学者としての事実を受け入れることが必要なのか。科学的方法を取った実験や調査が示すものは確かにある。それは認めねばならない。それが科学者としての必要な素養の一つである。自身のディシプリンに他者の科学的事実を受け入れることにほかならない。 さ…

徹底的行動主義からの再考

私は最近であるが、オーソドックスな行動分析学の立場から離れ始めているように自分自身で感じている。これはなぜかわからない。いや、正確に言えば興味関心が移っているからなのかも知れない。しかしながら、私自身が持つバックグラウンドは間違いなく行動…

統計学ユーザーの初学者へ

ときどき統計学に関する質問を受けたり、教えたりするなかで確かに統計学に対して取っ付きにくい人もいるのは確かである。私は心理学から統計学に触れたが、もともと数学で統計学を学んわけでもなく、基本的な考え方も持ち合わせていなかった。かといって授…

「過激行動主義」って何??

本日はTwitter上で「過激行動主義」という聞きなれない用語を見て、さらにその用語をつかう人の主張を見ていると、結局、行動主義に関して何も理解していない。恐らく「過激行動主義」は"Radical behaviorism"の訳のつもりなんだろうけど、日本では「徹底的…

学問史を学ぶこと

はじめに どのような学問でもその学問か成立した歴史、つまり学問史を学ぶことは非常に重要である。どのような起源を持ち、どのような変遷をたどってきたのかを知ることで、自らの研究がどの位置にあるのかが明らかになる。 心理学と行動分析学の重要な年 例…

最近の考えていること

久しぶりに2009年度に受講した武藤先生の「行動分析学」のノートや資料を読み返してみた。読み返しながら、当時は十分に理解できていなかったことが、今では、十分に理解していることも多いなと自らの成長も確認できた。しかしながら、行動分析学の理念とい…

はじめました

前にやっていたブログはいつのまにか更新をしなくなってしまって、なんかツイートの更新しかされなくなってしまった。そのため、今回あらためて「おにたんのほのぼの日記 Ver.2」としてブログを更新していきたいと思います。 以上、よろしくお願いします。

Verbal Behaviorを借りてきた

本日から大学図書館の特別貸し出し期間が始まったので、さっそく春休みの予定であった「Verbal Behaviorを全部読む」のために、Verbal Behavior(B.F.スキナー著)を借りてきました。将来はこのまま言語行動関係をメインに研究をしていきたいので、やっぱり…

集中講義とハト

たまにはブログを書かないとなっと思ったので書いてみる。さて、先週の1週間は何かと忙しい1週間であった。はじめて集中講義というものに参加してきた。率直な感想は、15週間かけて行うよりも濃い密な時間をすごすことができた。 受講したのコーオプ教育概論…

自身の専門分野を問う

心理学をどのような人にも正しく、かつ、わかりやすく説明をするにはどのゆにすればいいのだろうか? 簡単にい過ぎれば誤解を得ることになる可能性もないわけではなく、かといって難しくなるとそれは伝えたい事が伝わらない事になる。そのため、極論であるが…

休養もスケジュールのうち

ハトの訓練後は図書館で勉強するのが日課となっている毎日です。正直、たまには休養したほうがいいんじゃないかと自分に問いかけているのですが、暑い部屋に帰ったとしてもそれはそれでしんどいであろうと思うので、図書館でぼ〜っとするときもあります。 さ…

「成果主義」こそ重要

形ばかりの「プロセス重視」はこれまでの「成果主義」よりもナンセンスである。 「成果主義」が見直され、「プロセス重視の評価」になっているところが増えてきているらしい…が。私にとっては非常にナンセンスなお話しである。 なんというか、そもそも「成果…

アウトプットな学習

今日は、なんだか勉強はしたいけどインプットをするような勉強をするきにならんので、ブログでも書いてアウトプットしてみようかと思う。 前にも書いたが、インプットばかりよりもアウトプットを兼ねた学習を行ったほうが、学習した事が体系化され、かつ、曖…

CMと旅行について考えてみる

さすがに、しんどいなと思うときが多くある。とくに最近は。昨日から少しだけど涼しくもなったし、これでどうにかここを乗り越えられるか!?さて、昨日は存心館のMMRにこもって、とくにパソコンをさわるわけではないが、図書館が閉館だったため、そこで勉強…

そういえば、夏休みもあと1ヶ月

よくよく考えてみれば夏休みもあと1ヶ月を切ってしまった・・・。なんと早いのだろうか。正直、勉強期間があと2,3ヶ月ぐらいほしいものである。しかしながら、なんというか一人で勉強するのは意外と効率が悪いものなのかな? 複数人で討論をしながらのほう…

一夏の思い出がほしい

日記を書こうにも、実はネタがあんまりないのである。あるとしたら、昨日はアリスインワンダーランドをdvdで見た。…が、正直そこまで面白いものではなかったなと思う。まぁ、あくまでも私の主観ではあるが。 さて、最近、少しかんがえていることがある。それ…

大学の夏期長期休暇が開けて

大学の夏期長期休暇が開けて、いように学生とかそのために、その他、もろもろが多い。なんだが、妙に落ち着きがない。あんなに静かだったはずの大学が!!って感じです。 さて、行動分析学の勉強もだいぶはかどってきて、最近は言語行動にはまっています。こ…

夏ばてなのか!?

夏ばてかもしれないと感じて早数日。盆があけたら夜は涼しくなると思っていたのに、部屋の温度が夜でも30度をきらない。正直、寝苦しいのである。そして、これが原因なのか、どうも寝不足らしい。朝起きて、しばらくするとすぐに寝てしまう・・・。しかし、…

なんかさびしいね

こういったことをブログで書くのも変かもしれないけど。私もついに大学の3回生となったわけですね。とういうことは周りの同回生も3回生ということになるわけです。もう、20歳を過ぎて、大学生3回目の夏休みで、就職活動前の最後の長い準備期間とも言えるの…

科学の平和利用を-終戦の日を迎えて-

本日は終戦の日であった。本来ならテレビの前で戦没者追悼式を見ながら正午には黙祷を捧げたかったが、11時にハトの訓練に行かないといけないので、正午には部屋には間に合わず。なので、大学の図書館前で一人ポツンと黙祷をしていました。そして、帰宅して…

帰省ラッシュ

あぁ、みんな帰省していくんだなと…なんだかさびしい気分になりますね。私は何度も書いているように、たとえ大学が長期休暇に入ろうとも大学にきます。故に、いつ墓参りに行こうかなと真剣に悩んでおります。まぁ、朝早くに時間をずらしてハトの訓練をして、…

忍耐で行こう!

ハトの動機づけ操作のテーマのもとに始まった特殊実験も、すでに82日が過ぎようとしています。この日数はつまりのことろ、連続して大学に来ている日数です。雨の日も風の日も毎日。なんだかもう慣れてきました!でも、たまにはゆっくりと部屋にいたいな〜と…