郵メイトをして

08〜09年度の冬休みは郵便事業会社で郵便配達のアルバイトをした。そのときに考えたことがある。
郵便の配達をする場合、その地域の地図を覚えないといいけない。また、その道順や家の位置を覚えないといけない。と思っていた。
しかしながら、そうでもなかった。

郵便を配る「○○さん」の家はどこと、いきなり聞かれても答えることができない。しかし、スタート地点に立ち、そこから宛名を見るだけで道順をたどることができるようになった。その道順で、宛名を見た瞬間に、「あ、そこの家」だとすぐにわかるようになった。これは、記憶がエピソード記憶であるからではないだろうか。

人がどのように記憶し、また、思い出すのかを自身で体験した。