文化心理学を調べてみた

本日も朝の開館時間から図書館に来た。というか、土日の図書館が閉館するのが、17時って早くない!? こうして、日記を書いている時間もじつはもったいない感じがするほど早い。せめて、19時ぐらいまであいていてほしい。
さて、それはさておき、いつもの学習と+αとして、「文化心理学」を調べてみた。これまで名前だけは知っていたんだけど、どういったものかを正確には捉えたれていなかったため、今回、少し勉強してみた。(使用した参考図書は日記に最後に)
どの本も、さすがに全て読んでいられないので、1章だけとか、必要なところだけしか読んでいないが、心理学の分野において、昔からある重要なパラダイムなんだなと思った。
まず、そもそもヴントが実験心理学を行っているときに、その補完として民族心理学を提唱していたのを思い出した。その当時は、心理学を哲学から切り離そうとしたため、そういった"実験"に偏るところがあったのであろうとは思う。しかしながら、正しい人間理解を行おうと試みる場合は、それだけでは捉える事が出来ない。
というか、ほんまに心理学というのはあまりにも幅広すぎてどうとらえたらいいのかわからんよねと。「〜心理学」と、数えたらどれだけあるんだろう?
さらに、この文化的、歴史的考え方は発達心理学にも重要で、たしかヴィゴツキーの理論にそういったところがあったと思う(まだ、発達心理学をあまり勉強できていなく、こんなんですみません)。
あとは、心理学の研究法が量的なものだけではないということだよねと。質的なものもあると。私はまだこの質的なところの勉強が足らないので、これからしっかりと学んでいきたいなと思う今日この頃です。

参考文献
田島信元(編)(2008).朝倉心理学講座?文化心理学,朝倉書店
D.マツモト(南雅彦・佐藤公代 監訳)(2001).文化と心理学 比較心理学入門,北大路書房