哲学的に考える

 心理学で人の心を考えていくのに重要なことがある。それは心とは何なのかである。いつか私もこのブログで心理学で扱う心は魂とかではないといった。確かに研究はそうなのである。では、文化や宗教、また哲学で取り扱われているスピリチュアルなことを無視していいわけではない。それらスピリチュアルな事を考えるのは、人として当然なことではないのかと思う。自分自身が生きる意味を問い、それを追究していく。その過程に、それぞれの人の幸福があるのではないかと。ときに、心理学は心なきものであると思われるときもあるだろうが、本当にそのようになってはいけない。


と、第何期かわからないが、また、心理学に対しての大きな疑問期に来た。ある疑問に答えがある程度でてきたなと思ったそばから、次の疑問がでてきた。疑問はつきないものだ。今回の疑問は「スピリチュアル」である。何をもってスピリチュアルであるというのかも、もう少し勉強していかないといけないが、何をもって人というのか、心といえるのかを考える重要な素材であろう。


 また、最近は毎週土曜日、NHKの「ハーバード白熱教室」を見ている。この番組を通して、道徳とは何なのか、正義とは何なのか、を考える中で学問としての目的となるのかな、方向性というか、どのように学問を生かすのかを考えるきっかけとなると思う。