天気一転、転機一点

本日は雨がふる。朝から洗濯物をしようとしたのに、雲行きが怪しく、さっそく天気を調べてみたら案の定、雨の予報。非常に残念である。昨日はあんなにも晴れていたのに。

さて、本日もほぼ図書館の開館とともに図書館にいる。さすがに、そろそろ指定席が決まってきた。はじめはこのような指定席のようなものはなかったのに、これまた不思議である。

まずは以前のブログでも触れたように「心理学論の誕生」の続きを読んだ。この本を読みながら本当に考えるのは、学者であるものは常に自分自身学問に対しても疑問を持ち批判的であること、である。

油断すれば、「〜学」の方法論、研究の仕方はこれだ、と"思いこみ"、その方法論事態に疑問を抱かない、いわゆる信徒になりかねないのではないだろうか。
ここで、私はそれぞれの学問の基本的な方法論を学ぶことを否定しているのではなく、その基本的な方法論、これまで積み上げられてきた方法論を学びながらも、「本当にこれで正しいのか」を常に検討し、また、実際に研究を進める中で、「この方法で果たして妥当なのだろうか」かも検討しなければならないと考えるのである。

さらに、批判的にとあるが、これはもちろんのこと「否定を前提に疑うこと」ではない。これは私の個人的な信念なのかもしれないが、「肯定を前提に疑うこと」、つまり「これって本当なの?」「言いすぎじゃない?」「もし、〜〜をいうのなら〜〜部分に対して検討が足りないいんじゃない?」といった視点でものごとを見ることである。「これは違うんじゃない?」といった視点ではない。

と、こうして本で読んだり、普段、考えたことを機会があれば文章化してみる。
これはあくまでも私個人のたわごとかもしれない。でも、こうして文章化し、また発信することにより、何かしらのことに寄与できれば幸いである。
(故にやはりこのブログでは個人名は出さないでおきたいと思う)